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院長コラム

2023.11.09

ベテル通信③ 睡眠時無呼吸症候群によって生じるリスク⓶

今回はベテル通信vol.2の続きで、後平先生に睡眠時無呼吸症候群

(SAS)の検査と治療について解説していただきました。

睡眠は、「体の休息」、「脳の休息」、「体の痛んだ箇所を修復したり、成長

を促す」という大切な役割を担っています。十分な睡眠時間と睡眠の質の

高さがポイントです。

体の休息、脳の休息、体の修復

SASは寝ることで気道がふさがり、呼吸が浅くなったり、呼吸が止まることによって、上の3つの役割が損なわれさまざまな病気のリスクが高まります。

高血圧:1.4倍 狭心症:2.3倍、脳卒中:3.3倍、突然死:2.6倍

睡眠1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数を無呼吸低呼吸指数

と呼び、この指数によって重症度を分類します。

一般の方でも、一晩に2-3回程度呼吸が止まりますが、診断的には下表に

示すように重症度が分類されています。検査は問診・診察を行った上、

簡易型の機械でご自宅で一晩寝て測定します。

治療が必要と診断されたならば札幌東徳洲会病院で夜間入院してさらに

詳しく精密検査をします。この場合仕事等は休む必要はありません。

次回、ベテル通信でさらに詳しくお伝えします。

正常

無呼吸低呼吸指数が    5回未満  

軽症

無呼吸低呼吸指数が  5回から15回未満  

中等症

無呼吸低呼吸指数が 15回から30回未満  

重症

無呼吸低呼吸指数が    30回以上

 

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