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院長コラム

2023.12.22

ベテル通信④ 睡眠時無呼吸症候群 診療の流れ

ベテル通信vol.2-3で睡眠時無呼吸症候群(SAS)の概要について

 説明しました。今回は当院での診療の流れについて解説します。

 

【診察】

 問診票を書いていただき、後平医師により患者様の職業や病歴、現在の

 症状を確認、診察します。自覚症状の乏しい人もいらっしゃるので、

 ご家族と一緒に来院してもらうと正確な診断を得るうえで役立ちます。

 心臓疾患がある人は心電図等の検査を行う場合があります。

 

【簡易検査】

 ご自宅で手の指や鼻の下に検査機器(写真)を取付け、寝ている間に

 呼吸の状態を調べます。札幌近郊でしたら検査当日、専門スタッフ

 がご自宅まで伺い、直接お渡し説明します。

 後日、回収してデータを解析、診断します。

 

【結果報告】

 再度、来院していただき結果をご報告します。

 ここで確実にSASと診断されたなら治療を開始

 します。SASの可能性が疑われ、確定診断がで

 きない場合に限り、さらに精密な検査が必要

 となります。

 

【精密検査】

 検査は札幌東徳洲会病院で行います。脳波、心電図、筋電図、眼球運動、

 酸素飽和度などです。痛みや苦痛はありません。夜間一泊入院なので仕

 事を休む必要もありません。SASと確定診断が付けば治療を開始します。

 

【治療】

 症状に応じて適切な治療を選択します。主に次のようなものです。

・鼻マスクによるCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)

・マウスピースによる気道確保

・生活習慣の改善やダイエット、寝具、寝る姿勢などの指導

 

  ※「治療」に関しては次回のベテル通信で詳しくお伝えします

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